人生ログアウト!

ITやってるオタク(腐)の備忘録とか

やさしくされたい願望を満たしたいっ

仕事で理不尽なことを言われたとき。

納得できない案件を進めざるを得なかったとき。

何となくテンションが上がらないとき。

何をやってもうまくいかないとき。

過去の失敗をずっと引きずってしまうとき。

 

そういうときが、誰にでもきっとある。

胸の奥底でドロドロしたものが渦巻いて渦巻いて、もはやこれは海流と海流のぶつかり合いみたいなときがある。渦潮かよ。

 

自分で言うのもおかしいかもしれないが、私は職場を出て、家に帰るまでの間にその日あった嫌なこととか、失敗とか、そういうものは忘れて排除できる方なのだけど今は仕事が……というより、職場全体が荒れ気味なので、わりとこういう状態が続くようになってきた。

あと個人的にもどうしてこうなった的なことがあったり、体調不良が一向に改善しなかったりして、自分の心の闇の深さを覗いてしまうことが多々あった。

渦潮の先には海溝があるんだよ。

深すぎ暗すぎ覗くの怖すぎるからー!

もうホラー映画も吉本新喜劇くらい明るいコメディに思えるからー!


今はそういう時期なのかなと思うのだけど、この状況に陥ったらに最後どうしてもモチベーションが保てないどころか闇すぎる海溝に飲み込まれないことに必死でそれどころじゃない。まず這い上がる体力もない。困る。仕事も大好きなオタク活動も全然はかどらない。


どうにかして癒してもらわなければ…っ!

というか、ぶっちゃけ人にやさしくされたい……っ!

 

と、思ったとき、私はひとつの解決策を見出した。

 

百貨店のコスメカウンターに行く!

 

もう、これがね、いちばんいい。いちばんいい方法。

 

合法的かつリーズナブルにひとにやさしくしてもらえる。

尚且つかわいい(美しい)お姉さんがドロドロに疲れて凹み切った私にも丁寧に接客してくれるし、疲れてくすんで、ピッコロ大魔王みたいな色になった顔面もきれいにしてくれるし、キラキラにしてくれる。プロの技で出社したときより、いや、人間につくりなおしてくれるのだ・・・っ!!

 

最初はコスメカウンターって怖いし、私みたいな顔面とセンスで行こうものなら「お前来る場所間違ってるよ」って思われるんじゃないかとか、敷居が高いんじゃないかって思っていたけど、最初にがんばって行ってみたら思っていたよりも怖くなかったから今では結構好きな場所になっている。やってみないとわからないものだなぁ、こういうことって。

あと、単純にお化粧品のパッケージとか、本体とかも、すごく凝ってて美しいからカウンターじゃなくても買わなくても見ているだけで楽しい、というか、美しいものに触れあっている(見ている)ときが好きなのかな。どろっどろのものしか見てないからきれいなものが余計にきれいに見えて、うわーっ!って思う。

世の中捨てたもんじゃねぇな!

ライトオブファイア!

・・・みたいな。

 

そういう感じで、何度か百貨店に行っているうちに自分の好きなブランドとか、入りやすいブランドも覚えて来て、通うようになって、百貨店怖い!ってビビっていたあの頃よりもぐっとハードルも下がりました。

さすがに服装はちょっとだけ気を遣ってしまうし、ハイブランドはまだちょっと勇気がいるのだけど。


・・・・・・で、肝心のカウンターで、かわいくて美しいお姉さんに優しくしてもらって、きれいにしてもらって、嬉しいのと照れで怪しく挙動不審に(本当に慣れたの?)にやにやしながらおすすめしてもらったコスメを一式とか買ってしまったりする。

この段階になると気分がかなり浮上しているので、もうね、「この人のために売上に貢献するんや・・・!」という気持ちになっている。ここでお金を使えば次回来店時にもっと優しくしてもらえるかもしれない・・・とか顔と名前を覚えてくれるかも・・・とか考えてる。

私もさすがに気づいたのだけど、これ・・・・・・クラブとかキャバクラに通いつめるおじさんの気持ちに近いのでは?

ああいったお店に比べるとお金は全然リーズナブルだけど、最近心底思う。


私は男に生まれなくてよかったかもしれない・・・!


男だったら確実にホステスさんとかに貢いでる口だ。そしてお金をつぎ込むわりには振り向いてもらえなさそうなフラグが立ちすぎている。

フラグの多さと高さではサグラダファミリアに匹敵するであろう。

単にカウンターのお姉さんも私も同性だから、ダメージがないだけなのだ(まぁ、一人暮らしの財布には一応それなりにダメージを受けているけど)


そんなことを考えながらも、仕事がキツイ上に今いちばん好きな漫画の展開がMAX鬱なので多分明日あたりコスメカウンターに行く。

今ここで優しくされたい願望を満たさなければ、来月号が発売されるまでに私の精神が保てないからだ。

来月号を早く読みたいけど読みたくない。でもやっぱり読みたい。でも、鬱。

そういう葛藤もしんどいのに二次元離れはできないし、しない。その選択肢は私にはないから。



しかし、その頃には2015年に突入してるのかと思うとゾッとする・・・・・・また百貨店のカウンターに行ってるんだろうな、私は。


果たして本当にリーズナブルかどうかはまた別のお話。



・・・・・・なーんてな。